水に浮いて体をリラックスさせる新しいリラックス法「フローテーション」。ニコラス・ケージやロビン・ウィリアムスなどハリウッドセレブやミュージシャン、プロのスポーツ選手の間で話題を呼んでいるリラックス法だ。なんでも「役作りに集中できる絶好の場」「想像力が最大限に開花され、新曲ができる」ということ。もちろん、会社帰りのビジネスマンもストレス解消やリラックスにご利用中。
扉を閉めたタンクの中は真っ暗。そのなかでゆったりと浮体体験 リラックスできる秘密は、私たちの脳を支配する重力から解放されることにある。私たちは、朝、目覚めた瞬間から、「今日の会議資料、全部揃っていたかな?」「昨日、後輩の○○くんに言い過ぎたような気がする」など、様々なことを次から次へと考え、そのような思考に支配された状態にある。
このように、脳の約80%は様々なことを考えたり、指先などに指令を送るために稼動するなどで、自分のことを考えるスペースは約20%しかない。ところが、体が浮くことで重力から解放され、脳が100%自分のものになり「新曲もできてしまう」、というわけだ。
浮力の秘密は、エプソム塩。通常、約360キロのエプソム塩を人肌の湯を張ったタンクに入れて、1時間ほど浮体する。体が浮くことで知られる死海の塩分濃度は約30%だといわれているが、タンク内の塩分濃度は約25%だから、体が浮くのもうなずける。
フローテーションの効果は、リラックス以外にも数知れず。ストレス解消やうつ、不安の解消、瞑想効果、集中力の増加、硬直した筋肉の緩和、事故後のリハビリ効果などもあるとか。
日本にもフローテーションが上陸し、日本の忙しいビジネスマンにも水に浮くことでこんなリラックス体験ができる時がくることを願いたい。
人が寝た状態で横幅や高さがちょうど2倍くらいある大きさのタンク [海外書き人クラブ・大山真理・健康]