2009年07月20日
記事提供:サケサムライ2
毎年7月に宮崎で開催される、今年で12回目となる『2009宮崎 大吟醸を楽しむ会』に行って来ました。これは全国の日本酒の蔵元が参加して、日本酒の最高峰である大吟醸を楽しんでもらおうという催しです。今回は北海道から本州、四国、九州にまたがる計32の蔵元が参加して、宮崎観光ホテルを会場に盛大に行われました。
ところで宮崎といえば、芋、蕎麦、麦などの本格焼酎が幅を利かせる焼酎県。そこでなぜ日本酒なのかと疑問なのですが、会場に集った約600人の参加者たちのうれしそうな顔、そして次々に乾杯を繰り返す様子をみていると、美味しい日本酒に出会う機会がなかなか無いだけで、じつは日本酒も大好きなのではないかと感じます。この会は、大吟醸や蔵元おすすめの珍味、さらに宮崎の新鮮な食材を使った様々な料理が、飲み放題食べ放題で会費1万円なのですが、いつも売り切れ状態で、プレミアチケットも出回るほどの人気なのです。しかも宮崎だけでなく、北海道や東京、鹿児島からのツアー参加者も毎年100名ほどいると聞くと、日本酒応援団としてもうれしいじゃありませんか。
会場に入ると、壇上では32蔵の蔵元や、会の世話人たちが挨拶しているところでした。それが終わると、鏡開きで気勢をあげ、参加者たちは各自、自分の好きな蔵元のブースに一目散です。会場は中央に宮崎の食材を使った料理のテーブルがズラリと並び、会場の壁に沿って、各蔵元のブースが並びます。慣れた人は、最初に蔵元のブースで大吟醸と、各蔵元が持参したお薦めの珍味を堪能して回るのです。というのも、珍味は量が少ないうえに人気が高く、あっという間になくなってしまうものもあるからです。
ということで、私もさっそく蔵元のブースに直行! と思いきや、目の前に現われたのは円楽師匠のあとの三遊亭一門を担う、三遊亭鳳楽師匠ではありませんか。じつは、毎回前夜は蔵元の懇親会があり、そこで鳳楽師匠の落語を一席聞くのがお決まりなのです。鳳楽師匠は全国の酒蔵でも、日本酒と落語が楽しめる酒蔵寄席を定期的に行っており、酒が絡んだ人情話なども天下一品ですから、機会があればぜひお出かけください。もちろん鳳楽師匠も日本酒は大好きで、会場では師匠の顔ではなく、顔を赤らめた酔っ払いの顔になるのも、美味しい大吟醸のなせる業でしょう。

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