2009年06月10日
記事提供:サケサムライ2
同じ小松市出身の写真家・織作峰子さんに紹介されたのですが、家族中心で造っているという、アットホーム的な雰囲気がまず気に入りました。しかしこの蔵も創業は江戸時代と古く、さらに昭和初期に建てられたという石造りの酒蔵やステンドグラスの洋風の建築、また、木の温もりが伝わってくる母屋などはすべて国の登録有形文化財に指定されているほどで、古き良き昭和の息遣いが伝わってくるようで、心和みます。
また、中庭に目を転じると、一面青々とした苔に覆われており、その風情を愛でながら日本酒と料理が楽しめる離れの数寄屋の座敷や茶室などもあり、酒蔵の懐の深さに感じ入ります。ということで、さっそくその素晴らしい庭を愛でながらまずは一献。四代目当主の東榮松さんが杯に注いでくれたのは「大吟醸神泉」。山田錦を40%まで削った米で醸した酒は、果実のような香りに包まれ、雪解け水を思わせるような清々しい美味しさ。そして喉をするりと落ちる時のきめの細かさったらもう、感激モノです。日本政府専用機の初めての正式機内酒として採用されたそうですから、各国の要人たちもその美味しさに目を丸くするに違いありません。
そして、次に、次期当主となる東祐輔さんからいただいたのが、「大吟醸 太初(たいしょ)」。山田錦を35%にまで削った大吟醸を瓶に詰め、冷蔵庫で約1年半低温貯蔵したという限定の大吟醸で、微かにバニラを思わせるような香りのバランスも絶妙で、白山のようにゆったりとした飲み心地、さらに飲むほどに深い味わいまで楽しめる逸品でした。この離れでは、とっておきの日本酒と料理が楽しめる酒の会なども催しているらしいので、気になる方は、ホームページなどでチェックしてください。にしても、いやはや、加賀の奥座敷で昼間からい~い気分です。まさに、「しらやまさん」の恵みに感謝! かしら…。
東酒造 http://www.sake-sinsen.co.jp
【サケ サムライ2・グルメ】

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